4月26日 part1

新緑の美しい季節になった。

日頃なにげなく通る公園の緑にぐっとくる。

桜の季節よりは今の季節の方が好きかもしれない。

桜は晴れ着姿の女の子のようでしっかりと直視できない。

今年は異国の地で桜に思いを馳せるというはじめての経験をした。

いつもは日常の中にだんだん桜の存在が大きくなり、そして消えていく。

結局、桜は見ても見なくても切なさを感じてしまう。

 

卒業式では小恥ずかしくならずに着飾った女の子たちとしっかり話したり、写真を撮っておけばよかった。